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                  1010 ながいき教室   

               若返るための体温改善テクニック ⑤     東京浴場組合発行「1010」より
                                                                     

このシリーズでは、体の冷えが様々な不調や病気の原因になっている、という昨今の医学的な指摘に基づき
どうしたら低体温を脱して健康な体を回復できるかについて解説しています。
ただ、低体温の原因は、生まれつきの体質にあるわけではなく、私たちの生活習慣にあるということも多々
指摘されています。いったい私たちの体温はなぜ低くなっているのでしょうか。
今回は、栄養学と東洋医学から考えてみました。

 低い体温体質を改善する特効食材で冬を乗り切ろう
  なぜ現代人の体は冷えやすくなっているのか





 冷え症や低体温症になる原因はいくつか指摘されていま
す。東洋医学的には「寒邪
かんじゃ」と呼ばれる因子が体内
に侵入したことを知らせるために、痛みなどの症状が出て
くると考えています。寒邪がなぜ体に入ってくるのかとい
うと、5つの理由があって、まず
1つがエネルギー不足(「陽気」の不足)。
陽気は体を温めるエネルギーのことです。このエネルギー
が不足すると、熱を生み出す力が弱まるので体が冷えやす
くなるのです。こういう人は、色白で弱々しく疲れやすい
という特徴があります。
2つめの理由は血液の流れの滞り。
「ドロドロ血」などと言われますが、血液の粘度が増して
ドロドロ、ネバネバの状態になり、栄養の運搬・補給や、
老廃物の排出が滞っている状態です。特に手足の冷えが特
徴です。
3つめは貧血(血虚けつきょ)体に栄養分を運ぶ血が不足し
末端の血管に届かない状態で、体が痩せてきたり、顔色も
悪くなります。
4つめは水分過多(水毒すいどく)水の飲み過ぎ、とりわけ
真夏に冷たい飲み物を取り過ぎると、水分代謝に異常をき
たし、消化器系の機能低下で体が冷えるのです。こういう
人は水太り体型が多いのです。
5つめは「冷えのぼせ」。東洋医学では「気逆きぎゃく」と
いい、血
けつや気の流れの悪化で顔から上半身がのぼせ、
反対に下半身が冷える状態です。いわゆる更年期のホット
フラッシュと呼ばれる症状です。 
 冬の食卓は体温を高める野菜たちでいっぱい       
                                             
    現代医学でも、冷えについては似たような解釈をしています。   
 つまりコレステロールなどによる血液の汚れや、過度のストレスによる血行不良、筋肉の凝りなどによる血の
 巡りの悪さが冷えを起こすと考えます。
  そして、血の巡りが悪くなるのは主に運動不足、栄養状態、生活様式の問題としています。
  生活様式の問題では、エアコンに頼る生活、シャワーだけの入浴、窮屈な下着や肌の露出の多い衣類といっ
 たスタイルが、汗をかきにくい体質を生み出し、また血管を締め付けて血流を悪くする体質を助長しているの
 です。
  栄養問題も深刻で、特に女性に多い無理なダイエットをはじめ、インスタント食品、ファーストフードの多
 食、冷えたお弁当、生野菜などが低体温体質を作り出す大きな原因になっています。
  低体温はここに取り上げた運動、生活様式、栄養の全ての面で改善していかなくてはならないのですが、今
 回は冬に向かう季節の中でどんな食材をどう食べると低体温から脱しやすいかについて簡単に説明しましょう
  体温を高める食材として注目されているのは野菜です。代表的なものは根菜類、つまりニンジン、大根、レ
 ンコン、ゴボウ、ジャガイモ、タマネギ、ショウガなど。一年中あるものも多いですが、とりわけ冬に食べる
 もの が多いことにお気づきではありませんか。これらは栄養学に見ても体を温める作用があります。
  コロッケなどの揚げ物やきんぴらなどの煮物にしてもおいしく食べられますね。熱を通した調理法ならなん
 でも構いません。なるべく量を取ることです。
  このほか、山芋やサトイモなどネバネバ系の野菜にも体温を高める効果があります。また、ニラ、ニンニク
 ラッキョウ、ネギなど薬味に使う野菜も体温アップには効果がありますから、鍋料理にはこれらの野菜をたっ
 ぷり使うのも体温アップの秘訣です。
   
                  次は 若返るための体温改善テクニック ⑥
           
「銭湯入浴の習慣化が冷え症脱出のカギになる」をどうぞ!