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                  1010 ながいき教室   

               若返るための体温改善テクニック ①     東京浴場組合発行「1010」より
                                                                     

数年前から、体冷えが多くの病気の根本的な原因になることが専門家の間で叫ばれるようになってきました。
人間の体は夏も冬も、おおむね36.5度に保たれており、この体温が生理作用の原動力になっているからです。
体温が低い人は、ガンにかかる率が高いことも分かっています。

 肌も血行も若々しくなる炭酸泉の秘密

協力:阿岸祐幸(北大名誉教授)
  皮膚表面につく気泡は拭い取らないこと
     体を温めるならまずはお風呂。湯船につかれば、温熱刺激でまずは血管が広がり、血の流れがよく
  なって全身に熱が伝わります。温まるための湯の温度や入浴時間、入浴姿勢など、または薬草などを
  使って温浴効果を高めることもいろいろ工夫できます。
   さて、最近、よく温まるばかりでなく、美肌効果もあるという高濃度人口炭酸泉が話題です。
  いわゆる炭酸ガス(二酸化炭素)を含んだお湯が炭酸泉。天然では山形の泡の湯や大分の赤川温泉な
  どが有名ですが、日本では総源水の0.6%と決して多くありません。しかし、人工的に炭酸泉を作り
  出す装置が開発されたことにより、銭湯などで導入するところが増えてきました。
   では天然と人口では炭酸泉に差はあるのでしょうか。温泉医学の権威・阿岸祐幸北海道大学名誉
  教授は著書『温泉と健康』で「天然であれ人口的であれ、二酸化炭素の生態作用とその有効性は疑
  う余地はない」としています。
   炭酸ガスは放射能泉成分のラドンやハーブの主成分であるテルペン類と同じく、脂に溶けやすい
  ので皮膚からよく吸収されます。炭酸泉に入浴すると、炭酸ガスが毛細血管から吸収され、血中ヘ
  モグロビンが通常よりも酸素を細胞へ届ける量が多くなります。これをボア効果といいますがその
  結果、冷え症の回復や保温効果、美肌作用が得られると考えています。

19世紀の終わりにドイツで研究が始まった

 
炭酸泉に入浴すると、皮膚表面に大小無数の気泡が
密着します。これは炭酸ガスの気泡ですから、拭うと
すぐに消えてしまいます。薬理効果を考えると、気泡
は出来る限り拭い取らないことが大切と阿岸名誉教授
は指摘しています。

 
炭酸泉は19世紀の終わりごろからヨーロッパ、特に
ドイツで医学的効能が研究され始めました。

 
炭酸泉の面白いところは、暑くも冷たくも感じない
不感温度が下がる事。水道水は35℃ですが、炭酸泉は
32~33℃が不感温度でその温度でもあまり冷たく感じ
ないのです。それは、炭酸ガスの作用で皮膚表面の
「冷受容器」の感受性が抑制され、同時に温かさを感
じる「温受容器」が刺激されて興奮するからだと阿岸
名誉教授は述べています。体温を内側から高める炭酸
泉の秘密はこの辺にあるようです。炭酸泉は飲泉する
と胃腸の働きを促進することが良く知られていますが、
残念ながら銭湯の炭酸泉は飲めないのでご注意を。
 体温を高め、美容効果も期待できる炭酸泉。
遠くの温泉に行かなくても銭湯でそのご利益が得られ
るならこんなうれしいことはありません。

 

  
                  若返るための体温改善テクニック ②
       
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